​八月のモス・グリーン

「八月のモス・グリーン」はこれまでライブで何度も披露され、

ファンの間で音源化を強く望まれていた人気曲のひとつ。

思い出をひきずりながら島へとひとりやって来た主人公の、

砂浜で様々な思考を繰り広げる様子が、

隙間のある独特な歌詞により

まるで小説を読んでいるかのように自然と入ってくる。

 

さらに、一定のリズムを刻むピアノは波のゆらぎのようでもあり、

ベース・ドラム・そしてチェロのサウンドが主人公の徐々に増幅し

弾けそうになる感情を見事に表現している。

 

そんな同曲は自身初となるアメリカ・ロサンゼルスで

ボーカル・レコーディングとミックスを敢行。

 

そしてエンジニア／プロデューサーとして、今年も含めグラミー賞を12回も獲得し

これまでスティーヴィー・ワンダー、セリーヌ・ディオン、レディー・ガガ、

マライヤ・キャリー、ルイス・ミゲル、マイケル・ジャクソン、

エルヴィス・コステロ＆The Roots他、多数のビッグ・ネームを手がけ

長きにわたって第一線で活躍しているラファ・サーディナ（Rafa Sardina）が

LAレコーディング＆ミックスを担当し、南壽あさ子の透明感あふれる

爽やかなサウンドに、さらなるスケールと力強さが加わった

新しい魅力満載の楽曲に仕上がっている。